昨日、「TPPを慎重に考える会」のみなさんと一緒に、会で決議した安倍首相が訪米時にTPP交渉参加を表明することに反対する安倍首相宛の決議文を世耕官房副長官に手渡しました。
総理は盛んに「聖域なき関税撤廃」があるのかないのかが問題のように国会で答弁を繰り返しています。しかし、TPPは関税にとどまらず、医療や社会保障、金融などあらゆる国民生活に影響を与えるものです。また「聖域なき関税撤廃」の例外と言ってもその品目数が問題です。これまでの例外品目は農林水産品目だけで約800品目以上です。仮に例外が認められてもそれが大幅に減る、たとえば数品目というのであれば、聖域なき関税撤廃と実質的には変わりません。
TPPに参加すれば日本の第1次産業、とりわけ中山間地域の農業は壊滅的な打撃を受けます。TPP交渉参加は阻止しなければなりません。
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