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所信表明を聴いて

本日からいよいよ会期150日の通常国会がスタートし、今日は、安倍総理の所信表明演説を聴くことになりました。
感想を言えば、欺瞞、偽善に満ちた無責任で国民生活に背を向けたものとしか言いようがありません。
総理は、「32万人以上が故郷に戻れないまま」と述べ、福島の復興を強調し、最初に訪問したのは福島、福島の再生を必ず加速すると言います。ところで多数の方が、福島原発事故で故郷に戻れないことを総理は、お忘れになったのでしょうか。20分以上にわたる所信表明の中で原発について、あるいは事故の収束や除染について一言も発しませんでした。どうやら総理の頭の中には福島原発事故はすでにないようです。それで果たして福島の再生がかなうのでしょうか。
また、「額に汗して働けば必ず報われる」とも述べました。私もこのことにはまったく賛成です。雇用と賃金の改善に伴う消費の増加、それがデフレを食い止め、企業収益を向上させ、さらに賃金上昇につながる――これが正しく唯一のデフレ脱却の道筋です。
しかし、所信表明演説を聴く限り、責任を日銀に押し付けるばかりです。他方では、生活保護費や年金の引き下げを宣言しています。生活保護費の引き下げは、低所得者の増税につながり、地方の最低賃金引き上げにも悪影響を与えます。
また、地方公務員の給与引き下げを強制し、地方交付税を減額することが合意されました。国家公務員の賃金引き下げの際に、当時、総務大臣は、地方には波及させない旨の発言を繰り返してきました。今回の措置が約束違反であることは明白です。そして、地方公務員給与の引き下げは、中小・地場産業の賃金にも下げ圧力を与えます。それが地方の消費を冷え込ませることは火を見るより明らかです。
口では「縮小均衡の再配分」を批判していますが、実際の政策ではまさに働くもの、生活者に「縮小」を押し付ける――これを欺瞞、偽善と言わずして何というのでしょうか。
2議席しかない衆院では代表質問に立つことができませんが、参院では短時間ですが質問できるとのことです。参院での論戦を期待し、また、決算委員会などでも具体的な課題について質していきます。
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